- 作者: 沢木耕太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1994/03/30
- メディア: 文庫
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沢木耕太郎の深夜特急を読んでから,ずっと行ってみたかった香港・マカオへ1人旅に行ってきた.
夏季休暇 (土日含め4連休) 何しようかなあと考えていたのだが,香港・マカオであれば4日間もあれば十分行けるのではないかと思い,早速フライトのチケットをポチった.香港は Jetstar とかの LCC 通ってるので片道 15,000 円くらいで取れた.
出発は 8:40 発のフライトだったため,ほぼ始発で成田へ向かった.Jetstar のチェックインカウンターに行くと,出発が 9:40 に変更って書かれている.おやおや遅延かよ,まあ LCC だし1時間くらい仕方ないか… って思いつつ並んでいると,どうやら周りが異様にざわざわしている.気になって再度ボードを見に行くと,9:40 じゃなくて 19:40 出発って書かれていることに気づき目を疑った.11時間遅れはさすがにないやろ,てかフライトキャンセルにはならんのやな…
ということで早速初日がポシャってめっちゃテンション下がって,もう行くのやめようかなあと一瞬諦めかけたが,せっかく計画していたので 19:40 まで待つことにし,スケジュールを立て直すことに.初日は1日中空港のラウンジで過ごした.アメックスゴールドにしておいてよかった.
そして 19:40 にようやく出発し,23:30 頃に香港空港に着いた.空港から直接マカオ行きのフェリーに乗る予定だったが,こんな時間に出てるはずもなく断念.別のルートを調べてみると,上環 (市街地) からマカオへの深夜便が出ているターミナルが1つだけあり,そこへ向かうことに.0:30 発のフェリーに乗って,2:00 頃にマカオに着いた.
2:30 頃にようやくホテルに着き,チェックインしようとすると,近くにあるさらにグレードの高い同グループのホテルに案内される.オープンして日が浅いため,一部の宿泊客をこちらに案内しているらしい.さらに最上階 (37階) のスイートルームに案内されたので,何かはめられてないかと思い何度も確認したが,もともと予約してたホテルの金額で大丈夫とのこと.Booking.com で予約する時のリクエスト欄に I would like to have a higher floor room. みたいなことを書いておいたので,そのためかもしれない.(ちなみに香港で泊まったホテルも同様に高層階に案内されたので,やはりそうみたい.金額も変わるわけではないので今度から絶対書く) 調べてみると,セントレジスという世界的に有名なホテルで,大阪にもあった.3:00 をまわっていたのでこの日はすぐに寝た.
2日目はまずマカオタワーへ.高さ 338m で,マカオのシンボルとなっている.
マカオタワーへきたのは,高さ 233m からのスカイジャンプをするためであり,今回の旅の目的の1つでもある.世界一高い商業施設としてギネスに登録されており,ミーハーな自分はとても楽しみにしていた.
最上階 (61階) へ向かい,体重を計ったりいろいろ装着したりして,順番を待つ.さっきまでは楽しみだったのに,飛び降りていってる人を見ると恐怖でしかなくなった.そしてついに自分の番がきた.下を見たら高すぎてちびりそうになった.3,2,1,ポンッって落とされて (この瞬間が1番こわかった),あっという間に (10秒くらい?) 着地した.
その後は観光名所を見てまわった.マカオはとても小さい街で,数時間で見たいとこはまわれた.
そして夕食後は,今回の旅のもう1つの目的であるカジノへ.ベネチアン・マカオへと向かう.
ミニマムベット 500HKD (約 7,000 円) で場違いな感じがしたが,2,000HKD キャッシングし,500HKD チップを4枚だけ握りしめて見て回る.ちなみに中国人の多くはカジュアルに1回 10,000HKD とかかけたりしてて,金持ちパネーなってなった.
最初は近くの大小 (サイコロ3つ投げて,小 [和が 3-10] か大 [和が 11-18] かを当てるだけのシンプルなゲーム) に1枚かけてみたところ,負けて一瞬で 7,000 円消えた.いったん様子を見ようと回っていると,大小の中でも明らかに盛り上がってる台がいくつかある.そしてそのような台は総じて,大 (or 小) が出続けている台で,次も大!みたいな感じで期待値が高まっており,大量に大にチップが積まれていく.そして最終的に小が出て,大量に大に掛けられてたチップを胴元が全部回収し,その台から人が離れていく,みたいな構図であることが分かった.だから,どのタイミングで胴元が小を出すかを,熱気や掛かってるチップの量などからうまく読めれば勝てる気がして,それを試してみることに.すると実際に勝てて,最終的に 5,000HKD になった.ちなみにバカラなど他のゲームもやったが,どれも同様だった.
結局負けたのは最初の1回目と,横にいた中国人のおばちゃんに「次絶対 ●● 出るからチップ貸して!!」みたいに言われて1枚貸したら普通に負けたのの2回だけで,3,000HKD (約 45,000 円) 勝って幸せな気分でホテルに帰った.あの熱気,忘れられないなあ.大阪にカジノきてほしい.
3日目はマカオに別れを告げ,フェリーで香港へ.フェリーの座席はチケットにシールを貼ってもらって決まるのだが,貼ってもらう時にみんな中国語で何か言っているのに気づき,席の希望言ってるんかなあとか思い自分も頑張って伝えてみたら,窓側のいい席ゲットできた.(行きに乗った時は仕組みよく分からなくて何も言わずにいたら,真ん中あたりの席にされた)
香港に着くと中環で昼食を食べ,先にホテルにチェックイン.そっから1通り観光名所をまわった.香港もマカオと同じく小さい街で,1日で十分見てまわれた.
香港は1日でまわってしまったので,最終日はディズニーランドへ行くことにした.
香港のディズニーランドは日本のディズニーランドの半分くらいの大きさ.平日だからか人もそれほど多くなく,どのアトラクションも5分待ちくらいで載れて,半日くらいで1周できてしまった.ただ,ディズニーは1人で来るところではないと実感.楽しさよりも切なさの方が大きかった.
ディズニーを後にし空港に向かうと,帰りのフライトも遅延していることのこと.18:05 出発の予定が結局 20:00 頃になり,日本に着いたのが 1:30 頃で,当然終電はなくタクシーで帰った.今回フライト運はついてなかったなあ… もう LCC は使いたくない.
初日のフライトのせいで1日短い滞在になってしまったけど,それでも十分に楽しめた旅だった.今思うと 2012 年から毎年何かしらでどっか海外行ってるなあ… たまに海外いくと新鮮な刺激が受けられて気分転換になるので,また来年あたりもどっか行けたらいいなあと思う.