東京 Node 学園祭 2017 に登壇してきた

東京 Node 学園祭 2017 で,JSON Schema Centralized Design というタイトルで発表してきた.今年の春くらいに CFP に出したら 30 分セッション枠で通ってしまった.

大規模開発において実装と仕様が徐々に乖離していく問題を,JSON Schema と RAML を中心に据えたエコシステムを構築することによって解決しようといった内容.RAML で書いた API 仕様とそこから include している JSON Schema から,API Document や URL 変数定義ファイル,バリデーションロジック,FlowType,Stub Object や Mock Server などを自動生成することで,メンテナンスを容易にし,かつ保守性も向上させようといったアプローチ.このような,実装に先立って設計を Strict に定義するような開発手法は,Specification Driven Development (SDD) と呼ばれている.

スピーカーは 7 割くらいが海外から来ていて,スピーカーディナーとかはかなりグローバルな感じだった.自分のセッションも自分の発表以外全員英語.ECMA TC 39 のメンバーとか V8 のコミッターとか,大御所っぽい人がカジュアルに来ていて Node 学園祭すごいなあと思った.

発表すると,自分の理解が再整理されるし,フィードバックがもらえたりして相乗効果なので,今後もアウトプットは意識的に続けていきたい.