学会発表も卒業旅行も終わり…ということで,自分の時間がようやく確保できるようになったので,
念願のiPhoneアプリ作ってみたよー!
当初はAndroidアプリをJavaで作ろうとしていたものの,環境構築がどうしてもうまくいかず断念…
また,iOSのアプリは開発言語がObjective-Cということもあって,どうしても抵抗があった.
そこで知ったのが,Titanium Mobileという開発環境.
iPhoneとAndroidのアプリがJavaScriptで作れるとのこと.
JavaScriptはほとんど書いたことがなかったが,習得したいと思っていたし,JavaScriptでiOSのアプリを作ることに.
エディタはいつも通りemacs, シミュレータ上で動かすのはTitanium Studioで開発を行った.
初めはCoffeeScriptで書こうと思っていたが,JavaScript自体をよく知らないうちに書くのもナンセンスだと思い始め,結局JavaScriptで書いた.
今回でJavaScriptはひと通り習得できたし,近いうちにCoffeeScriptをマスターしよう…
Titaniumには,KitchenSinkという充実したサンプルアプリ集があり,これが非常に役立った.
「こんな感じのもの作りたいんだけど…」と思った時にとりあえずKitchenSinkを見ると,似たような動作をするアプリが見つかるので,それを参考にコードを書く,という感じで進められて非常によかった.
ただ,あくまでサンプルであるので,少し難しい動作などは自分でアルゴリズムを考える必要があるのだが…
とりあえず,
を読めば何とかなった.
参考になったサイト
今回は,練習として8パズルを作ってみた.開発工数は10日程度.
アニメーションであったり,画像の9分割であったり,途中少し詰まるところはあったものの,割とサクサク作れた(つもり).さすがJavaScript.
そして,今日ついに実機に落とした.
動いてる…! 感動(´;ω;`)
シンプルなものでも,自分が作ったものが動いた時の喜びは計り知れないですな.
こんな感じ.
pika-shi/iOS_Application · GitHubにソースコードあげてるので興味ある人は見てね.
せっかくアプリ作ったんだし,App Storeに公開しようと決意.
ちなみにアプリを実機に落とす,App Storeに公開する,といったことを行うには,iOS Developer Programへの登録が必要.
8,400円かかる.いたい出費…ッ!
ここからがまた非常にめんどくさく,手続きに数時間かかった.
この辺のサイト参考にしたらいけた.
- 第10回 App Storeでアプリを公開:目指せ!iPhoneアプリ開発エキスパート|gihyo.jp … 技術評論社
- TitaniumでiPhoneアプリを申請に出すときのフロー - Webtech Walker
- http://t32k.me/mol/log/ios-provisioning/ ← 最強
そして現在アプリの審査待ち状態(Waiting For Review).
早く公開されないかなー.
とりあえず春休み中にここまでいけて満足.
さて,そろそろ放置していた応用情報の勉強と論文英語化に手をつけ始めなければ.
追記(4/5)
Waiting For Review から1週間程度変化なし…
と思ってたら,今日の朝に In Review に変わり,たったの3時間程度で Ready For Sale になりました.
審査は気長に待ちましょう.笑
よければダウンロードして下さい.→ 8Puzzle on the App Store on iTunes