最近，様々な方法でデータ共有をおこなうアプリがあるので，その方法がユニークなものをまとめてみた．この手のアプリでプラットフォーム化しているものってまだないように思うが，LINE や Facebook だと相手に聞かなくともお互いのスマホに間違いなく入っているし，少々手間でもそっちで共有してしまうのは仕方ない気もする…
「ジー」という音を聞かせることで，データ通信をおこなうことができる．可聴域だが，周囲の音と干渉しないのだろうか…
6 桁の数字をキーとしてデータの共有をおこなうことができる．Shoot の上位互換ぽい．
2 年前の MA9 の時に，こんなことを書いていた．
今回の結果に決して満足している訳ではないけれど，周りの多くがスゴい社会人や企業だったことを考えると，2nd Stageに進めたことだけでも少し自信になった．
MA9(Mashup Award 9) 2nd Stage参加してきた - Hello World!!
来年から社会人だが，仕事の合間を縫ってまたおもしろいアプリを考えて応募し続けたい．そして次こそは決勝にいきたい．
この頃は，決勝なんてはるか遠くの世界だった．そして当時から成長したのだろうか，去年は INTEMPO，今年は CliMix で決勝にコマを進め，有言実行を果たすことができた．
が，今度はなかなか優勝することができない．去年に続き今年も 2 位で，何が足りないのか，そもそも何かが足りないのかどうかも分からない．
日本で 1 番高い山の名前はみんな言えるが，2 番目に高い山の名前を言える人は少ない．それくらい 1 位と 2 位の間には壁があるように感じており，だから自分の 1 位へのこだわりも強い．CliMix でその 1 位をとれる自信を持っていたので，またもや悔しさだけが残る結果となった．
8 月の Music Hack Day 2015 で開発した，漫画と音楽をマッシュアップした作品．早々と 2nd Stage への進出を決め，さらにブラッシュアップして決勝に挑んだ．
決勝はもえちゃんの神プレゼンですごいウケてたし，一方 Twitter でも，コルクの佐渡島さんをはじめ多くの方に言及していただいた．著作権の関係で個人ではリリースできないアプリなので，どこかとタッグしてそのあたりの問題を解消できるといいなあ．
漫画と音楽を同時に楽しむ、こんなアプリを作っている人がいたのか！エンジニアの想像力で、いろいろな世界が実現していく。これ作った人、会ってみたい。 / CliMix [ｸﾗｲﾐｯｸｽ]
https://t.co/VVFeKBIzAk #NewsPicks
— 佐渡島庸平 (@sadycork) 2015, 11月 21今年のMashupAwardsの決勝レポート！今年も面白い作品だらけでゲソねー。個人的にLife is Tech ! メンターOBも関わったClimixの震えるプレゼンに笑ったでゲソ。おめでとうでゲソ＼(^o^)／ / “【決勝…” https://t.co/AAMRgXnykd
— イカ娘＠Life is Tech! (@sanu22) 2015, 11月 20もう 1 つ Attention という，特定の周波数のボリュームを操作できる通話アプリも開発し，こちらはテーマ賞を受賞した．CoreAudio をかなり低レイヤまでいじったりしたので，また Qiita にでもまとめようと思う．Twilio もだいたいマスターした．
最後に，2nd Stage と Final Stage に参加して，個人的におもしろいと思った作品を書いてみる．これらの作品は Mashup Awards の 3 つの審査基準である，アイデア，デザイン，完成度が全て高かったが，その中でもどれが特に高いと思ったのかも併記する．
① Openness-adjustable Headset (アイデア)
デバイスとしてはただヘッドセットのフタを開閉するだけなのだが，それを利用したアイデアの膨らませ具合がさすが栗原先生だと思った．
② PINCH (アイデア)
洗濯バサミをハックした作品．目の付け所がいいなあと思った．バリバリ IoT なものより，このようなアナログなものに少し IoT の要素を加えたようなものの方が，スイッチングコストも小さいし，実用的な感じがする．
③ ビビビコントローラー (デザイン)
アイデア自体はありがちなものだが，とにかく見せ方がうまいと思った．電博の人が関わっている作品は動画などのクオリティが格段に高いので，見ていてかなり勉強になる．
④ しゃべる○○君 (デザイン)
これもよくあるモノの擬人化と言ってしまえばそれまでだが，とにかくプロジェクションマッピングがすごかった．
⑤ 参式電子弓 (完成度)
安本先生の優勝作品．API のマッシュアップはしていないが，完成度は非常に高く，ハード (弓) へのこだわりもかなり感じられる美品．
⑥ FuuFuu (完成度)
吐息のシェアという，何ともシュールな作品．アイデアも結構好きだが，音源から吐息部分の特徴量だけ抽出したり，その強弱でデバイスから吐息 (風) を出したりと，技術的な興味深さが感じられた．
「曲と歩けば駅に着く」アプリ，INTEMPO をリリースした．
去年の MA で優秀賞を受賞 して以来 1 年近くたち，ようやくリリースにたどり着いた．
リリースまでに山場はいくつもあった．まず，去年の MA で開発した際は 駅すぱあとの API を利用して路線検索をしていたのだが，MA 期間終了後は有償となりとても個人サービスで払える金額ではなかった．そんなわけで泣く泣く路線検索を使わないアプリにシフトして開発を始めたのだが，やはり UX を考えると MA の時の方が抜群によいため，API を使わずに何とか同機能を提供できる方法を検討し直した．その結果，1 度白紙に戻ってしまった (デザイナーのほそみんには本当に申し訳なかった…) ものの，何とかMA の時の機能を劣らせることなく提供できる方法を見出すことができ，その方向で再び開発を始めた．MA の時だけ無償で利用できても実際に世に出す時にその API を利用できなければ本当に意味ないし，いいプロダクトでも人目に触れることなく終わってしまうと思うので，そのあたりは MA としてもっと支援してほしいように思う．
そして開発も終わり，8 月に最初の申請をしたのだが，そこから 6 回も Apple にリジェクトくらった．アプリの動作に関する追加説明を求められたり，スクショの素材の著作権まわりで注意されたり．そしてそのあたり修正しているうちに iOS9 がリリースされていろいろ動作おかしくなったり… と途中で心折れそうになった笑 1 回リジェクトくらうと次のレビューまで 1 週間程度待たなければならないので，本当に気の長い作業である．基本的に Apple は 1 箇所ずつしかリジェクト理由あげてくれないので，1 度に全部言ってくれればいいのにといつも思う．
そんなこんなで時間はかかったが，その分喜びも大きい．今年はハッカソンなどで作って終わりではなく，きちんと世に出すことを目標にしてやっていたので，このような形できちんとリリースすることができてうれしい．とはいっても今からがスタートなので，今後も改善しつつよりよいものにしていきたい．
リリースして数日経ったが，Twitter での評判もなかなかいい感じ．
マッシュアップアワードの受賞作だそうです。素敵なアプリですね。この発想は発展性もありそう。
⇒INTEMPO -「リズムに乗って歩くだけ」で乗りたい電車に間に合うアプリ https://t.co/1eZDbkbOqs
— 山口哲一@ニューミドルマン (@yamabug) 2015, 10月 281年前に見た INTENPO がさらにクールになってリリース。すごい。
https://t.co/0x1j46YDFy
— じんぐる (@xin9le) 2015, 10月 28これギリギリの時とか超アップテンポな曲で走らざるをえないのかな（笑）。めちゃおもろい
INTEMPO -「リズムに乗って歩くだけ」で乗りたい電車に間に合うアプリ https://t.co/D9h7oXtHDE
— 岡野亮義 Akiyoshi Okano (@AKIKIKIKIKIKIK) 2015, 10月 29また，Swift も書き始めた頃と比べるとかなりスキルは向上して，だいたい何でもサクッと作れるくらいにはなった．以下の 2 つの記事は今回得たノウハウ．
家CON-2015 というスマートハウスのコンテストで受賞し，20 万とった．
作ったものは，Chariiing (チャリーン) という，消費電力の可「聴」化デバイス．スマートメーターや節電アプリなど，消費電力を可視化するものは世に沢山あるが，一向に普及していない．Chariiing は，その大きな理由である「見るのが面倒」「グラフなどが分かりづらい」という問題を「音」により同時に解決し，さらにお金を入れた分だけ電力が使えるという先払いシステムを導入することにより，ユーザの節電意識を高めるデバイス．
ハードウェア開発は久々で，3D プリンタでモデルを作ったり，Arduino Yun を使ってみたりと，初めてなことも多かった．ハードウェア開発はマイブームも去りすでに飽きていたが，たまにやるとおもしろい．また，会社の同期と電通の 2 人で参加したのだが，さすが電通…といった感じで，プロダクトデザインやらムービーやらのクオリティめちゃめちゃ高かった．
コンテストは 7 月に 1 次選考 (プロトタイプ開発) があり，そこで残った 10 組が 2 ヶ月で実装するといった感じだった．2 ヶ月といっても，学生の時と違ってなかなか時間がとれず，あっという間だった．最終審査では，審査員の辛口なコメントが目立っていた．ハッカソンとビジコンの区別もついていないようなコメントもあり，何とも残念な感じであった．そこのレベルで主催者と開発者の認識がずれていたら何も生み出されない気するし，そこのスコープをもっと明確にすべき．あの最終審査の感じだと来年はもうなさそうだし，HEMS の普及も難しいように思う．
シルバーウィークを利用して，ドバイへ 1 人旅に行ってきた．
以前に旅行好きの知り合いからドバイの魅力を聞いて以来，ずっとドバイに行ってみたいと思っていたところ，フライトのチケットがシルバーウィークなのに意外と安かったので，7 月に勢い余ってポチッてしまった．
ドバイは日本の真夏をはるかにこえる猛暑で，日中は 40℃ を超えていた．自分は暑いのが得意だが，さすがにこの暑さはキツく感じた．外に出たらメガネが曇って，もはやサウナ状態．暑いというかもはや熱かった．それでもドバイの中ではマシな方で，8 月とかは 50℃ を超えるらしい．日中に外を歩いている人は少なく，車移動中心の社会．自分はハアハア言いながら結構歩いていた．
ドバイは中東の中でも異様な程発展していて，非現実感が漂っていた．世界一高いタワー，世界最大の噴水，世界最大のショッピングモール… と，世界一のもので溢れかえっている．治安は非常によく，移住者が多いためテロも起きにくいので，安心して 1 人でぶらぶら歩ける感じだった．また，ドバイでは世界最高級のホテルがズラッと肩を並べていたりするものの，物価が高いのは一部であり，スーパーとかは普通に安い．あとバスやメトロ，タクシーなどの交通手段も日本よりだいぶ安く，タクシーは初乗り 160 円とかだし，水上バスは 30 円くらいで乗れた．
ドバイはシンガポールみたいに狭い場所に凝縮されているようなイメージだったが，実は思ったよりも広くて，移動に割と時間がかかった．それでも，2 日間くらいでだいたい見てまわることができるくらい．
世界一高いタワー．828m で，スカイツリーよりも 200m くらい高い．展望台からはドバイの街並みを眺めることができた (1 番上の写真) が，かたや超高層ビル，かたや砂地みたいな極端な感じで，異様な光景だった．
世界最大のショッピングモール．東京ドーム 23 個分らしく，とうてい全部見てまわることなどできない広さ．1,200 店舗入っているみたい．日本のアウトレット (200 店舗くらい？) でも十分広いと思うのに，もはや桁違いだった．結構歩いてまわったけど，多分半分もまわれてない気する．
モール内には水族館があり，ギネス登録されている世界最大の水槽があった．他にもアイススケートリンクなどもあり，ただただ圧倒．また夜になると，ドバイファウンテンという世界最大の噴水ショーがモール横の湖であったりもするのだが，行った日はたまたま中止で見れなかった．
噂で聞いていた，金が売ってる自動販売機も見つけた．さすが成金都市ドバイ… そしてこのようなものが平然と置かれている感じ，治安のよさが伺える．
最低でも 1 泊 15 万くらいする，7 つ星ホテルとして有名な世界最高級のホテル．さすがドバイの象徴といった感じの風格．人生のうちに 1 回は泊まってみたい．
ドバイは砂漠を切り拓いた都市なので，郊外にちょっと出ると一面砂漠が広がっていた．
人生最高のサンセットだった．映画に出てきそうなくらいの美しさを感じた．
巨大なウォーターパーク．半日くらい遊んでまわった (1人で)．ウォータースライダーはパークを囲むように流れてて，途中で勢いづいて下から上に流れたり，真っ暗闇を爆速で滑り落ちたりと，斬新なコースでとても楽しく，3 回くらい遊んだ．かなり日焼けした．
オールド･ドバイと呼ばれる地域に，いくつかの種類のスーク (市場) があり，ぶらぶら見てまわった．上の写真はスーク間の移動に使った水上バスからの景色．
オールドスーク．衣装とか布とか，民族的･伝統的なものが売られていた．結構な数の客引きがいて，基本スルーして歩いていたら，1 度「ちょっとまってちょっとまってお兄さん！」って後ろから呼ばれて笑ってしまった．どこでそんなギャグ覚えたんや…
ゴールドスーク．どこを見ても金，金，金… 見飽きるくらい金を見た．
途中で寄ったスーパー．スパイスいっぱい売ってて見るの楽しかった．ラクダのミルクとかレモンライムとか珍しいもの売ってたので買って飲んでみた．ラクダのミルクは甘ったるくてあまり好きではなかったが，レモンライムはすっきりしてて美味しかった．
マクドではマックアラビアバーガーという，現地っぽいメニューがあったので食べた．ナンみたいなので包まれており，なかなか美味しい．
1 日だけアブダビへも行った．ドバイからバスで約 2 時間．片道 800 円と安くで行けた．
フェラーリをテーマにした屋内アミューズメントパーク．日曜だったもののそれ程混雑しておらず，待ち時間少なく楽しめた．
最高速度 240km/h 出る，世界最速のジェットコースターに乗った．風圧で目がやられるので，全員ゴーグル着用．何がすごいって，落ちるところで最高速度が出るのではなく，出発直後に急に最高速度出るところ．直線走ってるだけなのにめちゃめちゃスリルあった．心臓飛び出かけた．
アブダビにある巨大なモスク．壮大だった．どうでもいいけど，この前後に乗っていたタクシーでぼったくりにあったで…
こんな感じで密度のかなり濃いドバイ旅を送った．これだけ豪華な街なのに，まだまだ発展し続けるようだ．この動画の 10 個のプロジェクト見て，マジか！ってなった．どんだけ金あるんや…
フライトはキャセイパシフィック航空で，香港経由で行った．シルバーウィークにもかかわらず往復 9 万円とかでかなり安くで取れた (早めにとったからかな…？)．最近フライトで首がかなり痛くなるので，首の周りに巻く枕を買って使ってみたら，全然痛くならなくて快適だった．これまで使ってる人見て，あれいる？とか思ってたが，もっと早くから使っておけばよかったと後悔した．
フライト往復で映画 5 本見た．中国の航空なのに邦画もそこそこあった．
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普通によかったが，期待していたほどではなかったかも．舞台も日本とサンフランシスコをマージさせた感じの都市できれいだった．
めちゃめちゃよかった．設定がユニークで，描写も美しい．
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話の展開がはやくてついていけなかった．
ピュア恋愛系．福士蒼汰これだけもてはやされてるだけあってかっこいいなあ…
これも設定がかなりユニーク．ちょっと涙ぐんでしまった．個人的に割と好き．
ホテルはダウンタウンにあるそこそこいいホテルだったが，ジーニアスセールやってて安くで取れた．Booking.com 相変わらず最高すぎる… 旅費総額は 10 万代後半くらい．
今回かなりおなかいっぱいな感じで，しばらく海外いいかなってなってるけど，またしばらく時間をあけてどこか旅したいと思う．
